天日神社のエドヒガン

天界の桜

吉良のエドヒガンに来る途中に天日神社の看板を見かけた。ここには確かエドヒガンの古木があったはず。不確かな記憶を根拠に地図アプリに場所を登録し、次の目的地とした。徳島に入り、慣れはしたもののそれなりに狭い坂道をぐんぐん登っていく。かなり標高の高い位置まで来たと思ったら不意に視界が開け、小さな集落を抜けると鳥居が見えた。ここが目的地の神社のようだが目当ての桜はどこだろう。鳥居を超えてさらに坂を登ると眼下に目立つ桜が見えてきた。

遠目ながら桜はまだ満開には至っていないように見える。それだけに花色が濃く美しい。山間に、それもこのような標高の高いところでひそりと立つ姿は神々しくすらある。まさしく天界の桜である。近くまで行けそうだったが空に雲が広がり始めたため早々に立ち去ることにした。遠征で複数の目的地を回る場合、1箇所で時間をかけすぎないのが経験上の鉄則である。と言いながらも一本の桜に半日以上費やすこともあるのだが、それはもう宿痾というものだろう。


Note天日神社の上方に立つエドヒガン。標高の高い位置にあり、神社を訪れる参拝客の目を楽しませる。
撮影2024年3月30日
名称天日神社のエドヒガン
別称なし
樹種エドヒガン
所在地徳島県美馬郡つるぎ町一宇字久藪
指定町指定天然記念物
樹齢300年
樹高18.0m
根回不祥
幹周4.25mm
枝張不祥
出典つるぎ町公式サイト