苗代桜

苗代桜

並び立つ2本の桜

面白いもので、それぞれがお互いを補うような形をしており、2本で1本の形の良い木のように見えます。写り込みが映えるのでライトアップが人気の桜ですが、私は青空の下の姿の方が好きですね。この日の朝は空気がとても澄んでいて空の色までも水面によく写り込んでいました。

-Notes-

撮影:2011年4月17日
別称:暦桜
樹種:エドヒガン
所在地:岐阜県下呂市和佐
指定:県指定天然記念物
樹齢:400年
樹高:[東側]30m [西側]25m
根回り:[東側]不明 [西側]不明
幹周り:[東側]2.6m [西側]3.0m
枝張り:[東側]不明 [西側]不明
概要:
下呂市和差地区の山間に並び立つ樹齢400年のエドヒガン。近江源氏佐々木氏の末流、佐木四郎兵衛宗次が和佐に移住した際に手植えしたものと伝わる。古くは桜の開花を目安に田植えの準備を始めたことがその名の由来となっている。元は3本並んでいたが、1本は1952年に枯死した。そばに水田があり、開花の時期には地元の農家の好意により水が張られる。その水面に映る姿がフォトジェニックで開花時期には多くの写真家で賑わう。