歓喜寺の江戸彼岸桜

茨城の先駆け桜

般若院のシダレザクラを見た後歓喜寺へ。般若寺もそうだったが、ここも大通りから狭い道に入らねばならず、運転にやや気を遣う。ただ駐車場は比較的広く車を停めやすい。境内には遠目でもそれとわかる大きな桜が立っている。

茨城でもかなりの早咲きのようで、般若院よりも数日早い。すでに満開を迎えてから2日ほど経ち、花色が淡くなっていた。

境内はさほど広くはないものの、見晴らしがよく桜の周りをぐるりと回ることができる。見る角度により印象は変わるが、スラリと空へ伸びて立ち姿がとにかく力強い。向かって左側の幹が折れているのは台風による被害とのこと。それでも見事なエドヒガンである。

どこから撮影しても素晴らしい桜だと思うが、個人的にはこの角度が一番好み。エドヒガンの力強さがよく感じられる。


Note歓喜寺は真言宗豊山派の寺院。そう大きくない境内には巨大なエドヒガンが屹立している。茨城県では有数の早咲きの桜で、県下に春の訪れを告げる存在。
撮影2023年4月2日
名称歓喜寺の江戸彼岸桜
別称なし
樹種エドヒガン
所在地茨城県坂東市辺田978
指定市指定天然記念物
樹齢400年※1
樹高不明※2
根回不明
幹周不明※2
枝張不明
出典※1:坂東市公式サイト
※2:環境省が運営する「巨樹・巨木林データベース」にこの桜と思しき記載があり、樹高・幹周のデータが掲載されているが、所在地が「観音寺」とされているため、ここでは参照していない。