大虫シダレザクラ

大虫シダレザクラ

主なしとて春な忘れそ

廿日市市から広島市佐伯区へと通じる県道293号線。離合も困難な山道の先には大虫集落が広がり、その片隅には樹齢300年と言われるシダレザクラが立っています。長寿のわりに比較的小ぶりの桜で、ピンク色の可憐な花を付け、傍らには観音堂が祀られています。

大虫シダレザクラ

見れば幹は空洞化が進み、大きなうろができています。

大虫シダレザクラ

調べて見ると大虫集落はここ数年過疎化が進み、2014年時点では2世帯6名しか住んでいない限界集落とのこと。最近は地域おこしのために桜祭りも行われていたようですが、訪れたこの日はよく晴れた昼間だというのに、人の姿がなくただ桜だけが風に揺れていました。

Notes

撮影:2020年4月5日
別称:なし
樹種:シダレザクラ
所在地:広島県廿日市市虫所山1321
指定:市指定天然記念物
樹齢:300年
樹高:不明
根回り:不明
幹周り:不明
枝張り:不明
概要:
廿日市市の大虫集落に立つシダレザクラ。大虫集落は最盛期には林業の従事者150人が住んでいたが、近年は過疎化が進み、限界集落となっている。2018年までは地域おこしのために近隣の有志の手により、毎年桜祭りが行われていた。