屈足の一本桜

屈足の一本桜

忠別清水線を車で走っていると道路の西側の広大な農耕地帯に大きな桜の木が見える。この桜は当時の地権者の息子夫婦がこの地に家を建てた際に植樹したものと言われ、かつては赤い屋根の可愛らしい住宅が傍にあった。今ではその名残としてサイロの跡が残る。桜は樹齢80年ほどと言われているが、ところどころテングス病のような症状があり、今後が心配でもある。息子夫婦がいなくなった今も痛んだ体で春を告げている、その姿がひどく淋しいものに思えた。

-Notes-

撮影:2021年5月8日
別称:なし
樹種:エゾヤマザクラ
所在地:北海道新得町屈足西1線
指定:なし
樹齢:不明
樹高:不明
根回り:不明
幹周り:不明
枝張り:不明
概要:
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