桜本寺の大桜

桜本寺の大桜

裏山の名桜

桜本寺は真言宗の寺院で美作八十八ヶ所霊場の一つに定められています。小さな境内には数本のソメイヨシノが並び、春にはお寺を包み込むように花を咲かせます。その裏山の高い位置からはエドヒガンの古木が見下ろしていて、ソメイヨシノより数日早く満開を迎えます。近くには少し目立つ桜があるのでこれを指定木と勘違いする人が多いようなのですが、山の上から見下ろすこの桜が指定木です。この時は吹き替えたばかりと思われるお寺の黒い瓦とのコントラストが美しく、とても印象に残ったお寺でした。

桜本寺の大桜

桜本寺の大桜

桜本寺の大桜

-Notes-

撮影:2020年4月4日
別称:なし
樹種:エドヒガン
所在地:岡山県真庭市後谷1192
指定:市指定天然記念物
樹齢:300年 ※現地案内板より
樹高:16m ※現地案内板より
根回り:不明
幹周り:3.3m ※現地案内板より
枝張り:不明
概要:
桜本寺の裏山の斜面に立つエドヒガンの古木。高さでは県下2番目、大きさでは県下4番目の巨木とされている。