白兎のシダレザクラ

白兎のしだれ桜

元・置賜さくら回廊のメインキャスト

白兎(しろうさぎ)地区の神社をこの辺りに合祀した際、記念に植えられた桜とのこと。樹齢は200年ほどと伝えられていたが2017年に倒木、枯死した。日本三十三枝垂桜の一つと紹介されていたが、他にはどの桜が「日本三十三枝垂桜」に名を連ねていたのかは不明であり、なぜかこの白兎のしだれ桜の説明にのみ強調される。1992年に毎日新聞社より刊行された枝垂桜三十三選(さとうつねお著)に掲載されていたことに因んでいるという説もある。

私が訪れた2011年当時はすでに花付きも悪く衰えが顕著だった。天候がすぐれず納得のいく写真が撮れなかったため、いずれ再訪をと思っていたが、釜の越桜と同じく、その機会は失われてしまった。

Note江戸末期に白兎地区の神社をこの辺りに合祀した際、記念に植えられた桜。2017年に倒木、枯死した。
撮影2011年5月3日
名称白兎のしだれ桜
別称なし
樹種シダレザクラ
所在地山形県長井市白兎2286
指定市指定天然記念物※1※2
樹齢200年※1
樹高12.5m※1
根回4.7m※1
幹周3.5m※1
枝張東西10.0m/南北11.0m※1

出典 ※1 現地案内板
※2 2017年に枯死、その際文化財指定も解除されたと思われる