久古の御殿桜

古社の守り人

田住の一本桜に照準を合わせて西伯まで遠征したこの年、田住の近くにあった御殿桜にも立ち寄った。8時ごろに到着すると神社の前には軽トラがずらりと並んでいる。境内を見れば御苦労なことに地元の方々が境内を清掃していた。これでは撮影にはならないので最寄りのコンビニに移動し時間を潰すことに。朝食にパンを齧りながら9時ごろに再訪するとまだ清掃中。これは時間がかかりそうだと他の桜に立ち寄ることにした(立ち寄った桜は見頃を外していた)。

三度目の正直とばかりに11時過ぎに立ち寄ってみると清掃は終わっている。しかし鳥居の前には先客の自動車があり、思うような撮影ができない。境内では年配のご夫婦がビニールシートを広げくつろいでおられた。こういう桜は地元の宝である。ご夫婦がシートを広げてくつろぐのも当たり前のこと。ご夫婦が花見を終え、立ち去るのを待つことにした。

思うような構図はひとまず諦め、桜に近づいて撮影開始。なかなかの古木らしく逞しい幹をしている。樹齢500年という説もあるが、さもありなん、である。

ご夫婦が帰られた後、思っていた構図で撮影。到着した頃は逆光気味だったが、時間は正午を過ぎ、太陽はうまい具合に順光気味へと移動していた。神社の森を背景に逆光で撮影するのも良いが、午後の方が光は良いと思われる。


Note久古神社の境内に立つエドヒガンの古木
撮影2024年4月7日
名称久古の御殿桜
別称なし
樹種エドヒガン
所在地取県西伯郡伯耆町久古509
指定なし
樹齢不祥※
樹高不祥
根回不祥
幹周不祥※
枝張不祥
出典なし
※樹齢500年、幹周3.3mと紹介するサイトが散見されるが公のソースを見つけられなかったため、当サイトでは不詳と紹介する。