新田の桜

新田の桜

山間の花見名所

個人的に桜は早朝の光が一番きれいだと思っているのですが、この桜は地図で確認したところ早朝は逆光になりそうなので午後に訪れました。できればロケハンするに越したことはないのですが、それが叶わない遠征の場合は入念な下調べが必要です。開花状況や天候はもちろんのこと、地形も調べておくべき重要なファクターですね。台風で大きく損傷したとは思えないほど樹勢が良く、所有者が大切に管理していることがよくわかります。現地案内板には樹齢450年とあるのですが、昭和51年に設置されたものなので、ここでは樹齢500年としました。

新田の桜

Notes

撮影:2011年4月17日
別称:なし
樹種:エドヒガン
所在地:岐阜県恵那市上矢作町2858
指定:市指定天然記念物
樹齢:500年 ※1
樹高:24m ※1
根回り:不明
幹周り:4.4m ※1
枝張り:不明
概要:
山間の民家に立つエドヒガンの古木。伊勢湾台風で主幹が大きく損傷したがその後樹勢は回復。新しく伸びた枝が均整のとれた樹幹を形成し、毎年鮮やかなピンクの花を付ける。その周辺の桜とともに持ち主の好意によって公開され、個人宅ながらも花見名所として親しまれている。2003年には飛騨・美濃さくら33選に指定された。
※1 現地案内板より