市川家のシダレザクラ

中越家から２kmほど南に市川家があります。茶畑に囲まれた旧家で元は江戸時代に関所番を務めていた家柄とか。その門前にはまだ若いシダレザクラが枝を広げています。この辺りでは有名なのか、狭い道を抜けた集落に結構な人手でした。元々市川家には樹齢300年にのぼるシダレザクラがあり、中越家のシダレザクラはその子に当たるとか。そのまたさらに子桜（つまり孫桜）が現在のシダレザクラです。元の桜はすでに存在しませんが、往時を偲ばせる立派な立ち姿で花見客を迎えていました。