たねまき桜

休耕田のたねまき桜

種まき桜という名称は各地で見かけるが、宮城県北部には特に多いと思う。この桜もそのうちの一つで、開花が種まきの目安とされていたようだが、この近くは今は休耕しているようだ。桜は樹勢がよく形も綺麗。案内柱には推定800年とあるが、素人目にはせいぜい200年ほどに見える。

樹の根元には二つの祠があり、その両脇を剪定された杉が榊のように並んでいる。まだまだこの辺りでは大切にされている桜のようだ。

この日は曇りのち晴れの天気で、桜に到着した頃は曇り。少し待てば晴れそうな雰囲気だったので、他の桜を見に一度はなれ、再訪した。ちょうど分厚い雲の終わりが見え、青空が広がろうとしていた。まだ見ごろを迎えたばかりの桜は花色が濃く、西日を受けてその美しさを際立たせていた。


Note 休耕田の傍に立つエドヒガンの大木。花が咲く時期を基準に種まきをしたことからたねまき桜として里人に親しまれてきた。
撮影 2025年4月16日
名称 たねまき桜
別称 南沢のたねまき桜、登米のたねまき桜
樹種 エドヒガン
所在地 宮城県登米市東和町米谷南沢
指定 なし
樹齢 不詳※
樹高 18.0m※
根回 不詳※
幹周 3.4m※
枝張 東西:19.0m/南北20.0m※
出典 現地案内柱※
※現地案内柱には推定樹齢800年のヤマザクラとあるが、どう見ても800年は盛り過ぎと思われる。また、ヤマザクラではなくエドヒガンである。