祭田のサクラ

軒先の名木

何年か前に土地勘なく二本松市をうろうろした際、やたらこの桜の看板が目についた。かなり遠くから案内板が誘導しており、気になったが目当ての桜が他にあり、後回しにした。数年たち、二本松に再訪し、一度は見てやろうと思い至り、ようやくこの地を訪れた。

民家の宅地にこのような桜の古木があるとは驚きだ。なるほど、地元住民が案内板で必死に(笑)誘導するのもわからなくはない。太い幹から力強く張り出した大枝、その先にはびっしりと花が付き、見事な桜である。樹幹が大きく傷ついているのも桜の歴史を物語っていて良い。


Note祭田地区大内家の宅地より崖に迫り出すようにして立つエドヒガンの古木。
撮影撮影:2021年4月3日
名称祭田のサクラ
別称なし
樹種エドヒガン
所在地福島県二本松市太田祭田62
指定市指定天然記念物
樹齢約800年※1
樹高18.3m※2
根回6.6m※2
幹周6.5m※2
枝張東西22.9m※2
出典※1二本松市観光協会サイト
※2現地案内板