光岩寺桜

墓守桜

光岩寺は江戸初期に創建されたと伝わる浄土宗の古刹。その参道の片隅には「光岩寺桜」と刻まれた石碑が立っている。その参道をさらに登っていくと道の脇に三春町を見下ろすようにエドヒガンの大木が見える。これが光岩寺桜だろう。

周辺の桜と同じく花は盛りを迎え、枝先から迸らんばかりに咲きほころんでいる。樹勢は旺盛の一言で、支柱もなく力強い。参道を登っていくと墓所があり、墓守の役目を担っているようにも見える。

墓所もまたソメイヨシノや枝垂れ桜が咲き乱れなかなかの名所。花期の三春町は見どころに溢れ、少しでも多く回ろうと先を急いでしまうが、こういう隠れた名所で思いがけず足止めされる。


Note光岩寺は江戸初期に創建されたと伝わる浄土宗の古刹。その裏山の墓所はちょっとした桜の名所になっており、中でも参道脇に立つエドヒガンは一際存在感を放つ。
撮影2023年4月1日
名称光岩寺桜
別称なし
樹種エドヒガン
所在地福島県田村郡三春町亀井
指定なし
樹齢200年※
樹高不祥
根回不祥
幹周不祥
枝張不祥
出典※:みはる観光協会「Find!三春」