弘法桜

墓守夫婦

三春町の名の由来は三つの春が同時に訪れることに因む。三つの春とはすなわち梅・桃・桜である。その三つすべてとはいかないが、ここ弘法桜では梅・菜の花・そして桜を楽しむことができる。

丘の上の共同墓地に咲く2本のエドヒガンの古木で、紅白の花をつける桜が立ち並び、さながら夫婦桜のように見える。弘法桜の名は桜の根元に弘法大師を祀っていることに由来する。

樹齢は少し前までインターネット上で200年とする記述が多かったが、三春町観光協会のFind!三春では400年とされており、ここではその記述に合わせる。わが町の桜に少しでも格付けしたいという思いはどの自治体でも同じなのだろう。

三度訪れ、過去二度は技量の未熟もあり納得できる写真が残せなかったが、三顧の礼を尽くしようやく納得のいく写真が撮れた。


Note共同墓地に立つ二つのエドヒガン。かつてこの地には弘法大師が開いた寺院があったとされ、名の由来となっている。傍らには弘法大師坐像が祀られている。
撮影2023年4月1日
名称弘法桜
別称なし
樹種エドヒガン
所在地福島県田村郡三春町沼沢舘18
指定なし
樹齢400年※
樹高不祥
根回不祥
幹周不祥
枝張不祥
出典※三春町公式サイト