日向の人待ち地蔵桜

里山の春の原風景

遠くに安達太良山を望み、菜の花が咲き乱れ、傍に地蔵を祀る。舞台装置の揃った映えスポット。ソメイヨシノはそれなりの古木だが、古き良き日本の春の原風景を具現化したような景観を成す。

民家が近くにあり、桜の近くを電線が通る。ゆえに、意外とアングルに気を遣う。


Note地権者である橋本家の先祖が植えたと伝えられるソメイヨシノ。植樹当時から傍には地蔵菩薩が祀られている。明治期の廃仏毀釈により地蔵像も破壊されたが、その後、偶然田んぼから頭部が発見され、橋本家で修復。今日まで安置されている。2005年に旧小浜中学校校長、渡辺和郎氏により現在の名が付けられた。
撮影2021年4月3日、2023年4月1日
名称日向の人待ち地蔵桜
別称なし
樹種ソメイヨシノ
所在地福島県二本松市長折日向1
指定なし
樹齢100年
樹高13m
根回不詳
幹周不詳
枝張不詳
出典現地案内板