浅井の一本桜

県下屈指の人気桜

この桜も長年の宿題だった。2016年に一度ライトアップに訪れたが花は散り果て照明でなんとか見栄えを維持しているに過ぎず、まともに撮影しないまま退散。それからタイミングが合わないまま9年が経過してしまった。この日は天気も花も良い。花見客もそれなりに多かったが、以前ライトアップで来た時よりはずっと落ち着いていた。逆さ桜が映えるフォトスポットでは地元のじいちゃんが花見客に話しかけ「ここから撮影したらきれいだよ〜」などとご丁寧に指南くださる。↑の写真もその指南通りに撮影したもの。

地元で大切にされているようだが、桜の周りは少し物々しさを感じる。無骨な鉄柱が桜を支え、その周りには監視カメラや大型のライト。久留米市の景観重要樹木に指定されている桜だが、周りの設備が景観を損ねているのは残念。


Note 昭和天皇の御大典を記念し、地元住民が植えたとされるヤマザクラ。溜池に映る逆さ桜が有名で、ライトアップ時には多くの花見客が訪れる県下屈指の人気桜。1991年の台風で損傷したが治療により回復し、毎年見事な花を付ける。
撮影 2025年4月6日
名称 浅井の一本桜
別称 なし
樹種 ヤマザクラ
所在地 久留米市山本町耳納1511-1
指定 久留米市景観重要樹木
樹齢 100年※
樹高 18.0m※
根回 不詳
幹周 4.3m※
枝張 不詳
出典 ※久留米市公式サイト
樹齢は110年もしくは120年とするサイトが散見されるが、昭和天皇御大典(1908年)に植樹されたという由来に因み、当サイトでは樹齢100年と記載する。