西光寺のシダレザクラ
訪れたのはよく晴れた風の強い日でした。下北半島の玄関口に位置する野辺地町を車で走っていると、北海道のようにそこかしこに防風林が立ち、風雪の厳しさが思い起こされます。背が低く、枝が横に大きく張り出したこの枝垂れ桜の姿は豪雪地帯の桜ならではの姿なのかもしれません。
インターネットではピンク色の綺麗な花を咲かせる写真を目にするので期待していたのですが、未開の花があるにも関わらず、展葉が進んでいました。この年の青森はこのような桜をよく見かけました。
-Notes-
撮影:2022年4月23日
別称:なし
樹種:シダレザクラ
所在地:青森県上北郡野辺地町寺ノ沢90
指定:県指定天然記念物
樹齢:300年
樹高:不明
根回り:不明
幹周り:不明
枝張り:不明
概要:
樹齢300年と推定される枝垂れ桜の古木。廻船問屋を営んでいた野坂家の当主、勘左衛門が1745年ごろに大坂から取り寄せ植樹したと伝わる。