愛宕公園のエドヒガン

愛宕公園のエドヒガン

最北のエドヒガン

野辺地町の桜名所である愛宕公園の前にエドヒガンの北限と言われる巨樹が立っている。エドヒガンは最も好きな桜の樹種なので、ぜひとも一度は見てみたいと思い、はるばる野辺地町までやってきた。家族を伴い訪れたが皆は愛宕公園の桜の賑わいに目を奪われている。筆者はそんな家族を尻目に一人目当てのエドヒガンに向かった。それは民家の入り口の脇にあり、立ち姿の美しい巨樹だった。しかし樹勢は衰えているようで花付きは寂しい。冷涼地を好むエドヒガンとはいえ、当地の気候はあまりにも厳しいものなのか。それでもこの北限の地で300年と言われる歳月を生き抜いてきたという事実こそが、価値のあることと言えるのだろう。

ちなみに最南部のエドヒガンはおそらく宮崎県の與一桜だと思う。


Note 樹齢300年と推定されるエドヒガンの巨樹。エドヒガンは東北北部では個体が少なく、ここ愛宕公園のエドヒガンが北限とされている。愛宕公園は野辺地町の桜の名所として知られ、この他にもソメイヨシノが密集し、花期には花見客で賑わう。
撮影 2022年4月23日
名称 與一桜
別称 なし
樹種 エドヒガン
所在地 青森県上北郡野辺地町寺ノ沢56
指定 町指定天然記念物
樹齢 300年
樹高 18.0m
根回 不祥
幹周 5.3m
枝張 不祥
出典 野辺地町公式サイト